「薬科大学は学費がとにかく高い?!」



薬科大学や薬学部がある大学にかかる費用は他の学部にかかる費用よりも高額です。6年間通わ
なければならいので、国立大学であっても卒業までに総額400万円前後かかります。


私立大学の場合は軽く1,000万円を超えてしまいますので、一財産を投じることになります。しかし、
収入が高くて財産があるご家庭は良いですが、この不況下では厳しご家庭も多いです。


これだとどんなに成績優秀で薬剤師になりたいという強い思いがあっても裕福なご家庭のお子さん
しか薬剤師になれなくなってしまいます。ですので、大学側や国は幅広く門戸を広げるために様々
な制度を設けています。その一つが「奨学金制度」です。



「奨学金を得るための条件とは?」



奨学金制度は第一種奨学金と第二種奨学金の二つあります。第一種奨学金が無利息であるのに
対して、第二種奨学金は大学在学中は利息が免除されますが、卒業後に利息がつきます。


第一種奨学金の方が採用基準が厳しく、高校の成績評定平均値が3.5以上で、年収が1000万円
を目安に上限としており、成績がよく親御さんの年収が低い方が採用されやすいことになります。


一方、第二種奨学金は第一種奨学金のように特別な条件がありません。誰でも利用できるので、
リーマンショック以降不況が広がったため利用者が右肩あがりで増えています。



「奨学金の仕組みについて」



当然のことながら奨学金は卒業した後で返還しなければなりません。第一種奨学金は無利息ですが、
第二種奨学金は3%の利息が卒業したあとにつきますので、その分負担が大きいです。


ちなみに奨学金制度は、利用した人達がきちんと返還してくれることによって、次に利用される人達
の奨学金となるリレー貸与という仕組みになっています。このため第一種奨学金の枠が狭いんです。



「奨学金の返還が困難な場合は?」



様々な理由によって奨学金を返還するのが困難になるケースも当然あります。そうした場合に理由に
よって「返還猶予」が適用されます。返還猶予には「在学猶予」と「一般猶予」があります。


「在学猶予」大学院に進学した場合や留年によって卒業が延びた場合に適用され、「一般猶予」は、
長期間に渡る病気や生活困窮のために返還することが困難であると認められた場合に適用されます。


しかし、認められても必ず返還しなければなりません。病気による理由の場合は病気が続いている間
だけです。一方、生活困窮の場合は最長で5年となっています。



「奨学金は必ず返還しなければなりません!」



最後に返還についてですが、一括でも分割でも支払うことができます。支払う金額につきましては、
卒業後の収入によって決まります。一括で返済すると利息が少なくて済むという利点があります。


奨学金制度と特待生制度を誤解されている方が少なくありませんが、特待生制度は学費免除である
のに対して、奨学金の場合は上述したとおり必ず返済しなければなりません。


| »

コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。

| »